トリワークス、Linux対応の大規模向けネットワークカメラ管理ソフト最新版

 トリワークス(本社:東京都渋谷区)は2月28日、ネットワークカメラ管理用ソフトウェアの最新バージョン「ArobaView(アロバビュー) for Linux Ver5」を2月28日発売した。100台までのカメラの管理に対応する大規模管理向けソフトで、新たにイベント通知機能や緊急録画機能などを追加した。

 ネットワーク経由で接続した多数の監視カメラを一括管理するソフト。最新版では、イベント検知機能を持つカメラに対応し、検知するとモニタ画面上にアラートを通知する。また、通常録画をしないでモニタリングのみを行っているカメラについても、ボタン・クリックで録画のオン/オフができるようになった。

 このほか、光学ズーム機能を持たないカメラでも利用できる最大10倍のデジタルズーム機能、システムチェク機能、録画抜けの防止機能などを搭載した。動作環境はRed Hat Enterprise Linux ES 3/4。クライアントPCはWindows 2000/XP、Internet Explorer 6.0以降。

 ラインアップは、20台から100台までのカメラを管理できる「Recording Server」、複数のRecording Serverを束ねて最大1万台までのカメラを管理できる「Enterprise Server」、見取り図から直感的に参照したいカメラを選択できるオプションツール「Map Option」。いずれもオープン価格。【鴨沢 浅葱/Infostand】

トリワークス
http://www.triworks.com/